2010年01月23日
ご依頼の好例を紹介します。
とても作業しやすかったご依頼を紹介しましょうね。
パッチ・ワッペン製作は「デザインありき」のご依頼をいただくことが多いのですが、生地への印刷ではなく生地に糸で縫い付けて作っていくので、刺繍の可否について色々と制限があるのです。
代表的なものは・・・
●文字は5mm以上必要(直線縫い、ひらがなやカタカナで最低3mm)
※文字はできるだけ大きいほうがキレイになる
●細かすぎる模様はできない場合がある
●外周に3mmあったほうがいい
●生地や刺繍糸の色数や質感には限りがある
などです。
さらに再現性や耐久性を上げるためには、細かい条件があるのですが、最低限上記の制限を踏まえていただかないと、パッチ・ワッペンとして作ることさえ難しくなってしまいます。
美しくデザインされたイラストレーターやフォトショップで作ったJPEG画像等でご入稿いただくことが多く、多くの刺繍屋さんでもイラストレーターでの入稿を薦めているようです。しかし、凝ったデザインほど上記制限を考慮していただいていない場合が多く、大変心苦しいことなのですが、sacom worksでは寸法等の制限にそぐわないということで、せっかくいただいたデザインをお断りすることもあるのです。
今回ご依頼いただいたパッチの図案はCADで製図された図案でした。
私自身もCADを使う仕事をしていたことと、現在でもご入稿いただいた図案の各所寸法測定(刺繍可否の判断)にはCADを使用していますので、妙に親近感が沸いてしまいましたが、なによりも上記制限を踏まえてデザインしていただいたので、お見積もりやデータ作成作業もスムーズに行うことができました。とてもありがたい、非常にわかりやすいご入稿でした。
さて、イラストレーターやフォトショップ、CADなどのPCソフトが使えないと入稿できない・・・ということはありません。
手書きのイラストを携帯の写メで送っていただいたものでもOKですよ。
問題はソフトを使えるか否かではなく、上記の制限を踏まえたデザインになっているかどうかです。
白い紙(または方眼紙)に手書きで実寸のデザインを書いて、上記条件を踏まえてチェックしていただいたものを、明るい場所で正面から撮影した写真があれば、十分に作成できます。
フラッシュは反射しやすいので、できれば明るい場所で影ができないように撮影するというのがコツです。
できれば、線だけの図案の写真と、色をつけた写真があると良く、線も鉛筆やボールペンではなく、サインペンなど線がはっきりしたもので書いていただけると助かります。
チームやグループ、サークルでオリジナルパッチ・ワッペンの製作をご検討中の皆様、是非とも上記条件を踏まえたうえで、デザインいただけますと幸いです。途中の仕様変更もなく、スムーズに製作、納品できますよ。図案変更が生じると、調整に時間が掛かりますから。
今回ご依頼いただいたパッチの製品は、また次の機会に紹介いたします!
当初設計80mm×40mmで、実際の製作は75%に縮小した60mm×30mmで製作いたしましたが、問題なく縫製できました。
代表的なものは・・・
●文字は5mm以上必要(直線縫い、ひらがなやカタカナで最低3mm)
※文字はできるだけ大きいほうがキレイになる
●細かすぎる模様はできない場合がある
●外周に3mmあったほうがいい
●生地や刺繍糸の色数や質感には限りがある
などです。
さらに再現性や耐久性を上げるためには、細かい条件があるのですが、最低限上記の制限を踏まえていただかないと、パッチ・ワッペンとして作ることさえ難しくなってしまいます。
美しくデザインされたイラストレーターやフォトショップで作ったJPEG画像等でご入稿いただくことが多く、多くの刺繍屋さんでもイラストレーターでの入稿を薦めているようです。しかし、凝ったデザインほど上記制限を考慮していただいていない場合が多く、大変心苦しいことなのですが、sacom worksでは寸法等の制限にそぐわないということで、せっかくいただいたデザインをお断りすることもあるのです。
今回ご依頼いただいたパッチの図案はCADで製図された図案でした。
私自身もCADを使う仕事をしていたことと、現在でもご入稿いただいた図案の各所寸法測定(刺繍可否の判断)にはCADを使用していますので、妙に親近感が沸いてしまいましたが、なによりも上記制限を踏まえてデザインしていただいたので、お見積もりやデータ作成作業もスムーズに行うことができました。とてもありがたい、非常にわかりやすいご入稿でした。
さて、イラストレーターやフォトショップ、CADなどのPCソフトが使えないと入稿できない・・・ということはありません。
手書きのイラストを携帯の写メで送っていただいたものでもOKですよ。
問題はソフトを使えるか否かではなく、上記の制限を踏まえたデザインになっているかどうかです。
白い紙(または方眼紙)に手書きで実寸のデザインを書いて、上記条件を踏まえてチェックしていただいたものを、明るい場所で正面から撮影した写真があれば、十分に作成できます。
フラッシュは反射しやすいので、できれば明るい場所で影ができないように撮影するというのがコツです。
できれば、線だけの図案の写真と、色をつけた写真があると良く、線も鉛筆やボールペンではなく、サインペンなど線がはっきりしたもので書いていただけると助かります。
チームやグループ、サークルでオリジナルパッチ・ワッペンの製作をご検討中の皆様、是非とも上記条件を踏まえたうえで、デザインいただけますと幸いです。途中の仕様変更もなく、スムーズに製作、納品できますよ。図案変更が生じると、調整に時間が掛かりますから。
今回ご依頼いただいたパッチの製品は、また次の機会に紹介いたします!
当初設計80mm×40mmで、実際の製作は75%に縮小した60mm×30mmで製作いたしましたが、問題なく縫製できました。
手書きで刺繍パッチ・ワッペンをデザインする
久々に更新ですが・・・近況を
【※隊員向け商品】陸上自衛隊エンブレム 刺繍パッチ
刺繍パッチを作るさいの線の太さ
刺繍パッチ向きのフォント
刺繍パッチの生地について
久々に更新ですが・・・近況を
【※隊員向け商品】陸上自衛隊エンブレム 刺繍パッチ
刺繍パッチを作るさいの線の太さ
刺繍パッチ向きのフォント
刺繍パッチの生地について
Posted by sacom(モソの中身)
at 11:46
│パッチ・ワッペン製作