2016年09月10日

刺繍パッチ グラフィック作画用テンプレート

こんにちは。飲みすぎるたびにサケヤメタと誓うsacomです。
昨晩は友人のお誘いで・・・以下略




さて、刺繍パッチのデザインをされる方で、グラフィックソフトやペイントソフトを使われる方が多いと思いますが、仮にデザイン性が優れていようとも、ソフトの操作が優れていようとも「刺繍で再現できない」となれば、せっかく出来上がった図案にダメ出しをせざると得ないという状況に陥ってしまいます。

そこで、グラフィックソフト等を活用するさいには「実寸を決めて1mmのサインペンを用いて手書きで描いてからソフトで作図する」という方法を推奨しておりましたが、背景に配置して比較しながら作図を行うためのテンプレートを作ってみました。


↓クリックで大きいサイズのデータが開けます↓





テンプレートの活用方法としては、任意の大きさの背景(一番下のレイヤ)としてテンプレートを配置し、ペンの太さなどをテンプレートを参考に調整していただいたうえで作画していただくことで、刺繍製品として美しく仕上がる図案を作画していただけるのではないかと思います。

具体的にはなめらかな線を再現するときは1mm以上、縁取りはホツレ止めの加工の都合3mm幅を確保していただく必要があります。

また、文字については一部書体については最小5mm、楷書など漢字や明朝体などの線の細い書体、急カーブの多いImpactのような書体は10mm以上(書体や条件によってはもっと小さい字もいけますが)を基準にデザインしていただくことで、より確実に刺繍化ができるデザインとして作画することができます。


イラストレーターなどは寸法が表示されるモードもあるようですので、数値を見ていただきながら作画していただいても結構ですが、複雑なグラデーションなどは刺繍では不向きです。
グラデーションが多用された美しいパッチの画像を見ることがあるのですが、糸と糸のかみ合わせで再現しているものなので、正直言うとイラストレータのようななめらかなグラデーションは期待できません。
(写真の大きさや撮影方法とかいろいろあるので綺麗に見えるのではないかと・・・)




ソフト使用の有無にかかわらず、作りたいサイズを決めて実寸サイズを意識してデザインすることはとても重要なのです。
パッチのサイズでコストが大きく変ります。たとえば安くしたいのであれば小さめで作りますが複雑な図案に向かなくなりますし、大きく目立つ図案で色を沢山使った凝った絵にすると、1枚3千円以上するコスト高のパッチになってしまいます。

そもそも刺繍化できるのか?という問題に直結するので、これからパッチを作りたいという方は、最初で作りたいサイズを想定するところからはじめてみてはいかがでしょうか。


それと宣伝ですが、ついに執筆中の釣り漫画が印刷化されました。
初版は200部のみですが、sacom works通販部でも販売予定です。
刺繍パッチから生まれたキャラクターがわりとガチの釣りをするお話で、刺繍と並行してやっていた釣りガイド(刺繍は釣り船の副業だったんです)の経験を活かして描いてます。




沖縄のルアーフィッシングに興味ある方は是非ご購入いただけると幸いです。





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Posted by sacom(モソP)  at 12:32 │技術情報パッチ・ワッペン製作